CFOというお仕事について

私は長いこと経理・財務畑にいたわけなのですが

財務最高責任者を指すCFOって

意外と知らない人も多いみたいなんですね。

以前、

同窓会の時に、

同級生に「今なにやってるの?」

って聞かれて、

「CFOだよ~!」と答えたら

「…UFO?」と、

完全に未確認な飛行物体に

されてしまった経験がありました

CFOとは「Chief Financial Officer」の略で、

企業の財務戦略の立案から執行までを担う責任者のことを指します。

なんか、

一気に偉そうな感じになった

「CFOってなに?」って聞かれた時に

私は決まっていつも答えていたフレーズがあり

「激しい雑用」と答えてました。

ホント…恐ろしいくらい…

なんでもやります…やらされます

日本で言うCFOは、

IPO(上場)を目指すベンチャー企業が

ある程度売上立った状態で

外部から引っ張って来てジョインさせることも多いのですが

最近はだいぶ変わって来てもいるようです。

以前は、銀行や監査法人あがりの公認会計士さんが

ジョインしてるケースをよく見てました。

最近では営業あがりの人がCFOを担っていたりもするようです。

私の知人で、最近東証一部に上場した会社のCFOも

営業あがりだと言ってました。

なぜか?

それは、意外とCFOってコミュニケーションが必要なんです。。

ただ数字だけ見れればいいってわけじゃないんですね。

営業さん、コミュニケーション能力高い人

多いですもんね。

ちなみに私は完全に現場のたたき上げで、

パートで経理→財務→経営企画…みたいな感じで

どんどん経営参画していった流れでした。

簿記に目覚めて3年後には起業してました。

経営も、お金の話から入ると

会社全体の動きが見えるので成長も早かったりします。

前置きが長くなってしまいましたが、

CFOのお仕事について少しご紹介しますね。

かなり負荷がかかるのは、

やはり資金調達と内部統制の部分です。

資金調達に関しては、

一般的なのは銀行調達。

銀行からの借入の事で、

よく「デット」って呼んでます。

そして、

IPOとなるとまず絡んでくるのは

投資家からの資金調達。

これをよく「エクイティ」って呼んでます。

IPO準備中の企業では、

大規模な資金調達をするときに

「ラウンド」というもの開くんですね。

年がら年中資金調達してるわけないもいかないので、

ある一定期間に金額を決めて

大きい額(億単位)を集めたりします

その時に、例えば

デット1億のエクイティ4億、合計5億のラウンド開きます!

というような話になるのです。

そうして私みたいな雑用は、

徹夜であれこれ資料を作ったりします(笑)

実際にどんな資料が必要になってくるかと言うと、

まずは投資家の方々に興味を持ってもらうための

数枚の資料を作成します。

そこには、

私たちはこれからこんな夢のある事業をやっていって

これだけ可能性があるんです~というようなことが

書かれてあります。

そして投資家さん達に送ったり

会ったりして興味を持ってもらいます。

これをピッチと呼ぶのですが、

ピッチに関しては

CEOが行うことも多いのですが

何気にCFOが行うケースも多いです。

ちなみに投資家さんというのも、

エンジェル投資家と呼ばれる

主に個人投資家さんと

ベンチャーキャピタルと呼ばれる

VCとに分かれます。

VCの中でもCVCと呼ばれる会社があって

何が違うのかというと、

VCは主にキャピタルゲインが目的で

色々なところからお金を集めてファンドを作り

有望そうな企業に投資をしてリターンを狙うという

仕組みになっている組織です。

日本だとジャフコというところが大きなところの一つです。

CVCは、投資を本業としない事業会社が、

自社の事業分野とシナジーを生む可能性のある

ベンチャー企業に対して投資を行うというスタイルをとっていて

私の中では儲かってる会社がやるイメージです。

業務提携から始めて、

資本提携という流れで投資に至るケースもありますね。

CVC有名なところだと

サイバーエージェントベンチャーズとかですね。

そうしてピッチで興味をもらってもらったら、

20枚くらいの詳細資料で

会社の事業計画について再度ご説明させていただくんですね。

パワポなどのスライドで20枚ほど、

(市場分析や競合分析とかが入った資料)

それに紐づく数字の資料も用意します。

おもに、

・損益計算書

・貸借対照表

・キャッシュフロー計算書

・資金繰表

・KPI

・資本政策

こんなところですかね。

私は人員配置と、給与一覧表みたいなのも出してました。

それぞれどういうものかってのは、

今後のオンラインセミナーで

じっくり説明させていただきますが、

これらの資料を踏まえた上で

まずはVC20社くらいと壁打ちします。

プレゼンしてフィードバックをもらったりですね。

これがねぇ、、、

結構嫌な空気感だったりするんですよぉ(涙)

中には、すごい偉そうな人もいて…

ずっと

「なんか怒ってるの?」

という態度で聞いてる人もいました。

ね、

コミュニケーション能力が必要でしょ、CFO。。

8人に1人くらいはいい人にあたります(笑)

投資してくれるかは別として、

「素晴らしい事業ですね!」と褒めてもらえると

こちらも嬉しいですよね。

ましてや以前の会社は、

SDGsど真ん中のCSV企業だったので。

CSVはCreating Shared Valueの略で

「共通価値の創造」という意味です。

利益が出て寄付をするというCSRとは違い、

ビジネスモデルそのものに「社会貢献」を

組み込むというような経営スタイルです。

それでも、

VCとかにプレゼンすると

信じられないくらい酷いこと

を言われて帰ってきたりしてました。

そうしてたくさんのVCと壁打ちをして、

事業計画の魅せ方も少しずつ修正を重ね

資金調達をするという流れなのです。

ちなみに、

VCの中でも

  • 独立系VC.
  • 地域特化系VC.
  • 大学・政府系VC.
  • 金融機関系VC.
  • 海外系VC.

と色々ありまして…

 大体「リード」と呼ばれる 簡単に言うと

「会社の投資先をまとめることができるVC」

からアプローチをしたりします。 

理由は、 大体リードができない金融機関系VCなどは

 まず「リード決まってますか?」と聞いてきて 

「まだ決まってません」となると

そこで話が止まってしまうからなんです。

 リードが決まっていると、 

そのリードと「今回のラウンドの株価はいくら」と決めるので

その後に入ってくるVCとの話もスムーズなんです。 

そして、 デットの調達に関しては 大規模調達の場合

エクイティがどれだけ決まってるかっていうのも大事だったりします。 

というのも、 そのお金が返済原資としてみなされたりもするので。 

銀行はVCほどは会っていませんでしたが、

 大体1回のラウンドで15行くらいは会ってました。 

銀行さんは、VCとかとは違い、

とっても優しい担当者が多いです。

大体銀行融資とかは、

最初に直近3年分の決算書を持参して

「スコアリング」と呼ばれる

会社の健康診断みたいなのを機械で行って

融資できる条件を決めたりするみたいなんですね。

この「スコアリング」でほぼ決まるので、

どんなにいい事業計画書を書いても

過去が債務超過とかだと

デットの調達は難しいです。

ベンチャー企業では、

シード期と呼ばれる

売上を上げるために色々仕込む期間みたいなのがあって、

例えばアプリ開発とか、

アプリが出来上がるまでは売上は立ちませんよね?

けどアプリの制作費用はかかってるわけで。

そういう時に融資と言うと

難色を示す銀行さんも多いのです。

銀行さんは、お金に困ってる会社に貸すというよりは

「ちゃんと返済してもらえるか」ってところで見ているので、

あまりマイナス掘ってると

融資が難しくなってきます(汗)

と、ざっと調達の話、デットとエクイティのさわりだけ書いただけなのに

こんなに長文に…www

内部統制の話は、

また次回させていただきますね。

IPOとか言うと、

シリコンバレーかよ!みたいな感じで、

少し自分とは距離を感じてしまう人もいるかも知れないですが、

そこに凝縮されてる知識や経験は、

個人事業主さんでも使えるものも

たくさんあるんですよ。

なので、

オンラインサロンでは

最前線とも呼ばれるIPO畑で使うような知識を

どうミニマム経営で活かしていくか

というような話もさせていただこうと思ってます。

まだオンラインサロンに入ってない人は、

月額1,980円なので

是非、気軽に遊びに来てみて下さいね。

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と、

長文になってしまいましたが、今日はここまで♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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